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犬・猫とともに暮らす家

2018年5月23日「水曜日」更新の日記

2018-05-23の日記のIMAGE
 かつて、人は家畜とともに生きてきました。しかし、環境の変化で、現在は農家でも牛や馬を飼わなくなったし、都会では、人間以外の生きものにふれる機会はほとんどありません。  そこでペットを、となるのですが、最近はペット(愛玩動物)という考え方から、コンパニオンアニマル(ともに暮らす仲間)という意識にかわりつつあるようです。つまり、犬や猫の権利もたいせつにしよう、というわけです。  縁側やベランダなどの半戸外は、動物を飼うのに適しています。汚れても気にならないし、環境が外部に近いことは、助物にとってもうれしいものなのです。  敷地に余裕があれば、犬専用の庭をつくってしまってもよいでしょう。犬が走りまわる庭は、丈の高い木(低いと飛びついて遊ぶ)にし、犬が掘りかえすので、地中配線はパイプに入れて地下に埋める、など犬の習性への対策が必要です。  もし、犬権をだいじにして、犬を鎖につながずに、人間と犬が領域を共有にすると、庭全体が犬の領域になってしまい、お客さまがくると、犬を小屋に入れてお客さまを通し、お客さまが帰るとまた放してと、人間と犬の動線がクロスしてしまい、家族の手間はたいへんなものになります。  犬専用の庭でも、犬が外を通る人や仲間(犬)を見たいこともあるので、道路に面した塀のブロックを低くして(高さは犬が前足を乗せられるていど)、その上を目のこまかいフェンスにします。この場合、フェンスはたてにしなければいけません。フェンスを横にすると、犬が足をかけて登ってしまうことがあり、よその犬もはいってくる可能性があるからです。目をこまかくするのは、犬が人の手をかまないためです。  また、猫は壁で爪を研ぐ習性があるため、低い部分の壁紙はボロボロになってしまいます。そこで、床から90センチくらいを、木の腰壁にすると、爪あとがあまり目立ちません。上下の壁紙を張り分け、下の部分をじょうぷなクロスにして、ときどき張り替える方法もあります。

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