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高齢社会の住まいプラン

2018年1月3日「水曜日」更新の日記

2018-01-03の日記のIMAGE
 これからの住まいプランを考えるにあたって、忘れてはならない重要なポイントが高齢社会への対応です。2015年には、国民の4人に1人が65歳以上になる世界でも類を見ない高齢社会が訪れると言われ、社会ストックとしての「住」としてもそれに対応した住まいづくりが求められています。  身近な問題としても、高齢の親と同居している、あるいは将来暮らす可能性がある読者が多いことでしょう。また、自分自身もいつかは年を取り、高齢者となってその家で暮らす状況が必ず訪れるのです。  先に国土交通省から発表された「第8期住宅建設5箇年計画」でも、今後の住宅政策の方向性として高齢者が安心して居住できる環境の整備が掲げられました。新たに2015年の住宅のバリアフリー化の数値目標さえ創設する力の入れようです。当然、「住宅性能表示制度」でも性能項目の一つとして「高齢者等への配慮に関すること」の項目があり、5段階の等級が定められています。  最近では、こうした時代の動きを受けて住宅メーカーも住宅のバリアフリー化に力を入れています。  ただ、気になる点もあります。多くの住宅メーカーが進めているバリアフリーは、「段差をなくす」や「手すりを設置する」といった部分的なものにとどまっていて、多分にユーザーの気を引くためのPR的な感じがすることです。  本来の意味でのバリアフリーとは、高齢者や障害者といった生活弱者でも健常者と同じように不便なく生活できるよう障害となる要因を取り除くことです。そのためには、実際に生活する視点からバリアフリー化を進める必要があります。  まず、毎日の暮らしの中で行っている日常的な動作を支援するバリアフリーです。誰もが高齢になると、何気ない立ち座りや階段の上り下りが負担になります。トイレや階段、浴室はもとより、立つ、歩く、座るといった動作をする空間のほとんどに手すりを設置することが望ましいと言えます。  次は、外から内へ、部屋から部屋といった移動のバリアフリーです。移動の妨げとなる床や敷居の段差を解消するだけでなく、床材として滑りにくい素材を選ぶなど転倒を防ぐ工夫も必要でしょう。  間取りでも、足腰が弱くなった場合を想定して上下階の移動なく1日の生活が完結するようにしたり、寝室とトイレや浴室などの水回りを隣接させることで動線をできるだけ短くすることが大切です。  そして、意外に軽視されるのが温度のバリアフリーです。寒い冬の明け方、トイレに起きた高齢者が脳卒中などで倒れることが多いのは、急激な温度差によるピートショックが原因と言われます。年を取ると温度変化に順応する力が衰えてくるので、部屋ごとの室温が均一になるような対策が必要になります。  いろいろ場所に電気器具のコンセントを設置するのも、その対策の一つです。トイレや洗面室、キッチンなどの足元の近くにコンセントがあれば、簡単に暖房機器を設置できます。万一の場合に備え、こうした場所には緊急用のコールボタンを設置することも忘れないでください。  そのほか、階段や廊下に足元灯を設置したり、火災の危険をぐっと減らすキッチンの電化もよいでしょう。  こうしたバリアフリーの恩恵を受けるのは、高齢者だけではありません。乳幼児の安全対策にもつながります。  家庭内で子どもがケガをする危険性が高いのは、階段や浴室での転倒、ドアの開閉にあると言われています。階段には手すりのほか踏み面に滑止めを付けたり、バスルームの床を滑りにくい素材にしておくことが求められます。  ドアを引き戸にするのも有効です。軽く開け閉めができるのはもちろん、急に開き戸が開閉することによる出合い頭の衝突事故を防ぐことができます。  介護が必要な高齢者がいる場合、さらに進んだ対策が求められます。まず考えなければならないのが、車いすでの生活です。車いすでの移動は思った以上にスペースを必要とするので、ゆとりある空間づくりが大切になります。  例えば廊下です。従来の尺モジュール(910㎜)の廊下では、有効幅は80cm前後で車いすでの移動は厳しくなります。廊下の幅は最低でも85㎡以上を確保すべきで、この面ではメーターモジュールが有効になります。  トイレもたいへん重要です。車いすと介助のスペースを考えると、幅は前方入口型で140cm以上、側方入口型では160cm以上の広さが必要になります。  また、ホームエレベーターを設置するのも便利です。これまで高齢者の部屋は、階段の上り下りを考え1階に設けるのが普通でしたが、ホームエレベーターがあれば日当たりを確保しやすい2階に居室を設けることも可能です。  在宅介護用の設備として、移動を助ける天井走行リフトもあります。カトランでは、必要になったとき改造しなくてもリフトを取付けできるリフタルを天井内に設置する高齢社会対応の設備も用意しています。  高齢になると、誰でも足腰が弱くなるなど身体の機能が衰えます。そのときになってあわてるのではなく、住まいづくりを考えるときから高齢になっても以前と同じような生活ができるバリアフリー化を進めることが大切です。将来的には、それが中古住宅の価値を高めることにもつながります。  「カトラン」では、標準で等級「3」(高齢者等が安全に移動することに基本的な措置が講じられており、介助式車いす使用者が基本的な生活行為を行うための基本的な措置が講じられている)を取得。価格を明示したオーダーエントリーシステム(ユーザーが希望に応じて自由にオプションを選定)で、必要性に応じて等級「4」や等級「5」に無理なくランクアップできるようになっています。

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