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売主の「代理」や「媒介」として物件を販売

2016年5月11日「水曜日」更新の日記

2016-05-11の日記のIMAGE
デベロッパーが開発した新築物件を「代理」で販売したり、中古物件を「媒介(仲介)」したりするのが、販売会社や売買仲介会社です。販売会社には、「○○不動産販売」といった社名で、デベロッパーの系列会社が多くあります。ただ、販売担当者がいれば事業ができるので、中小の独立系もたくさんあり、中古物件の「媒介」から次第に大手の「代理」などへ事業を広げていったりします。ところで、デベロッパーも販売会社、売買仲介会社も「宅地建物取引業」の免許が必要とされ、大臣免許と知事免許があります。●大臣免許:複数の都道府県にまたがって営業している不動産会社。●知事免許:ひとつの都道府県のみで営業している不動産会社。どちらも免許の効力などに違いはありませんが、この免許がないと土地や建物を分譲したり仲介したりできません。免許は5年に1度更新され、その際の申請書類は、各都道府県の宅建業担当課で閲覧できます。『中古の一棟ものは、まず仲介担当者選び。』私は中古の一棟ものを買うときには、売買仲介の不動産会社の中で信頼できる担当者のいるところを徹底して探しました。売主が個人の中古物件は、基本的に相対取引です。広告される前に紹介してもらえると、とても有利だからです。物件情報を知らせてくれ、判断のアドバイスもくれる仲介担当者は、不動産投資のパートナーといえます。それに、信頼できる仲介担当者が見つかると、司法書士などワンセットのチームができます。銀行も紹介してくれます。最初のうちは、物件選びより仲介担当者選びに力を入れてもいいくらいです。一方、マンション(区分所有)は物件数が多く、物件の個別性も一棟ものほど大きくはありません。そのため、仲介担当者にはさほどこだわらなくていいでしょう。

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