担当者の引き継ぎミス事件―N本～原因と解決～さん3/3
2015年9月3日「木曜日」更新の日記
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- 設計時点でソファーの搬入について確認した設計担当者は工事に入ってから担当をはずれ、現場は工事担当者が管理をするといった体制で仕事を進めていたわけで、この場合、設計担当から工事担当への引継ぎがなされていなかったから、このような大事な見落としになったわけである。 このケースは営業～設計～工事と、それぞれのセクションが分断された仕事の進め方をするシステムの弊害が出た象徴的な話である。 本来はそれぞれ引継ぎのときに次の担当者にきちんと引き継いでいれば、現場でN本さんが出窓に変更したいとの要望があった段階で、ソファーの搬入に支障が出ることはすぐに気がつき、適切なアドバイスができたはずである。 ここまでひどい話はあまり聞いたことはないが、たとえば机が入らない、仏壇が入らない、たんすが入らない、といった例は意外と多いのだ。 そのとき問題となるは、持ち込む家具の大きさを誰が測定したか、ということ。だから、念のため自身で計ると同時に、ハウスメーカーの人にも計ってもらうくらいの慎重さが必要である。 このN本さんのケースでは、結局ハウスメーカー側が非を認め、出窓を撤去しすべて改修をしてくれたが、N本さんもハウスメーカーもお互いに無駄な時間と費用を費やす結果となってしまった。
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